弊社の主力のドローンはAgras25です。
このドローンは一言でいうと「万能機」ですね。
よく聞く話でT10で十分という方もいますが、それは液剤散布の話かと思います。
粒剤散布の場合、最低でも20kgの積載量がないと、何度も何度も往復しないと行けなくなります。
一般的な肥料の袋が20kgなので、そこが重要です。
同様に果樹散布や、これはまだやったことないですが「葉物野菜」など、液量が必要な散布も最低20ℓはないと厳しいですね。
となると、T50、T25、T30になります。
T50は実機を触った事がありますが「デカい&非常に重い」です。
導入で見送った理由が「最悪一人で運用できない」事と、「輸送手段がない」からです。
まず一人では持ち上がりません\(^o^)/
さらにクリッパーバン(歴戦でボロボロですが令和2年式です)に乗るには乗りますが、「その他の資材」が乗りません( ;∀;)
散布に行くときはドローンの他に「発電機」「ガソリン携行缶」「バッテリー4本以上」「水」「プロポ」を積んで、助手席に補助者が座ります。
T25でホント、ギリギリの積載になります。(重量は大丈夫ですが、容積が足りません)
つまりT50だと車2台かハイエースなどがないと厳しい…しかし車を増やしたり、経費がかかるやり方だと結果的に農家さんの負担が増えます。
※軽トラならギリ乗りますが、遠出は厳しいです
T30も実用的なんですが、粒剤散布装置の精度に疑問が残ることと、やはり機体自体が3年前なので古いという点が気になりました。
特にビジョンセンサーはここ数年で劇的に進化したので、元々事故の多い農業ドローンでは重要だと判断しました。
あと、プロポがT25から変更されており、これがまた高性能なのでプロポが違うという点も見過ごせません。
さらに付け加えると、T50への展開も考えるならバッテリーはT25とT50は共用ですが、T30は別です。農業用ドローンは「バッテリーが非常に高額」なので、ここは絶対に意識した方がいいです!
アトマイザーによって液滴サイズが変えられる点も重要かも知れません。特に葉物などは「ビタビタ」にかけないと青虫などには効かないので。
その辺りを考慮し、農家視点の本音では「20kgは少ないな…」と思いながらもT25を採用しました。
DJI自慢の単機での測量機能も持ってますが……まー使うことないですね!笑
このデカい機体を高高度まで上げて自動飛行させるの、分かってても本当に怖いんですよ・・・RTKで十分かなと思ってます。
あと、マジでなんとかしてほしいのがアトマイザー部分の脆さです…
一度故障しましたが、ぶつけやすい構造なのに脆弱すぎるので、そこだけは何とかしてほしい所・・・( ;∀;)所有者は分かってくれるはず・・・・
とまあ色々実用的なドローンはありますが、弊社はT25で運用しています。
液剤、粒剤散布どちらも対応出来ますので、是非農業用ドローンの活用でしたら、お声がけ下さい!
スピードのある対応と、リーズナブルな価格設定でお手伝いします(∩´∀`)∩
とりあえず言いたい事は
「T25はかっこいい!!」
という事かもです!
この前方のツインアイがほんとかっこいい・・・(∩´∀`)∩
T50も導入悩んでますが、今はまだいいかな・・・・と思っています。