2024年を振り返ると
昨年も色々な事があった一年でしたね。
ドローンに関して言えば、長引いているウクライナ戦争において「兵器」としてのドローンの側面が非常に目立ったと思います。
もちろん、コンシューマとしては「AVATA2」や「NEO」といった新しい遊び方や映像制作を可能にしてくれる機体が登場し、また空撮ドローンの入門機としては決定版と言ってよい「Air3S」も発売されました。
産業機は全体的に嵐の前の静けさといった所でしたが、これは2025年が大変な事になる予感もします。
2025年のドローン業界の動き
まず、国内ではDock2を活かした完全自動の点検などが普及していくと思います。
また、農業分野でもドローンは益々普及するでしょうが、加速度的な普及は一度落ち着くのではないでしょうか。
2025年に最も期待が高まるのはやはり「物流」でしょう。
特に今はFlycartで色々と実証実験を行っていますが、AGRAST70とT100が国内に入ってくると、もう状況は一変すると思います。
農家さんの家から直売所まで輸送が出来るようになりますし、50kg以上のモノを運べるとなると…これはもうゲームチェンジと言って過言ではないでしょうからね…!
規制の高まりや気になる事
まず規制について、年末にかけて航空機事故が相次いでいます。
もちろんドローンによる事故ではありませんが、航空会社などにより改めて空港付近でのドローン飛行禁止の徹底や、警察との連携などは行われるのではないでしょうか。規制の強化…というより当たり前の徹底なんですが…^^;
後、国家資格についても気になりますね。
現状「本当に意味がない」ものになってしまっています。
国産ドローンが追い付いてくる前提で考えていた施策だったのでしょうが、DJIに全く歯が立たないというのが現実です。
承認機体が出てこない事には全く意味のない資格と言っても過言ではない…というのが現実です。(レベル3.5などでは意味がありますが果たして)
そんな資格の為に国交省のリソース、もっと言えば大量の税金が投入されている訳ですので、この制度を活かすのか殺してしまうのか、そろそろ動きがあるのではないかと考えています。
今年の抱負
やはり農業での散布代行をもっともっと受注していく事です!
果樹や葉物なども適正な値付けがいまだに悩みますが、損はしないけど農家さんの負担にもならない、儲けてもらえる、適正な価格を探していきたいと思います。
あとはFPVの操縦技術向上ですね!
屋内の撮影や、ハウスの中の撮影などももっと映像として活かしたいと思います。
HP作成の仕事もありますので、ドローンを如何に活かすか、という観点で仕事をしていきたいなと思っています。
本年もよろしくお願いいたします。
営業は直接伺う事が多いですが、是非このブログを見た方でも興味があれば空中散布だけでなく、ドローンの導入の伴奏支援、補助金の支援やHP作成など色々お客様のニーズに合わせて対応出来ます。
本年も頑張っていきますので、何卒よろしくお願いいたします!
※FPVドローンがあるとこういう映像も撮れるのが楽しいですね。
もっと動きがあるんですが、ここでは画像だけになります。